好評シリーズ!第9回古民家xビブリオバトル in 内野宿【Riraizaちいさな音楽会編】

長崎屋庭 随分とご無沙汰してしまいました。お元気でしょうか?1年あっと言う間ですね。
先ごろ、11月の秋晴れ爽やかな連休に第9回目の古民家xビブリオバトルを開催しました。
ところは福岡県飯塚市内野、とくれば古民家xビブリオバトルのファンの方(いらっしゃるのか?笑)ならピンとくる方も多いでしょうか?

そう、昨年開通400周年を迎えた長崎街道筑前六宿のひとつ、内野宿です。
古民家xビブリオバトルの始まりの地でもある内野宿は、慶長十七年(1612)時の代官毛利但馬が日本一の槍を飲みとった黒田武士で有名な黒田藩の命を受けて建設の任にあたりました。
国道から離れた位置にある内野宿は、江戸を偲ぶ面影の残る蔵や陣屋が今も残り、内野古道には樹齢400年を超える大イチョウなど、美しい自然と歴史を楽しむことができます。
長崎屋

小倉屋

毎年開かれる内野宿秋祭り「宿場のにぎわい」は、この大イチョウの黄葉の時期にあわせて江戸時代当時の資料や陣屋長崎屋の公開のほか、黒田節の演舞に黒田藩の抱え大筒の披露、内野のおばあちゃんお母さん達による自慢の郷土料理が振る舞われます。
たまごかけご飯が絶品の「うちのたまご」もありますよ〜。
500円で詰め放題にチャレンジ!見事30個近くのたまごゲット!!!!
でもさらに達人のおばさま方がいらっしゃいました、いやあすごかった…

内野たまご

さてさて、そんな見どころ食べどころ満載の内野でまず道行く人たちの足を止めたのは
その昔旅籠だった展示館で開催された小さな音楽会の調べ。

今回はビブリオバトルと演奏を組み合わせるという初の試み。
江戸時代に開通された長崎街道にちなんで「江戸時代」をキーワードに共通のテーマで音を聴き、本を読み解きました。
Riraizaさん

福岡でバンド活動をされているRiraizaさんは、バイオリンxギターxパーカッションの3人のユニットです。話し出したら止まらない多才なバイオリン弾きの浅野さんと、フォローするお二人の息は絶妙〜笑
内野に到着したご一行が撮影した宿場町の風景を即興映像に取り入れた素敵なナンバーの演奏と、あふれる爆裂トークに会場の皆さんの反応もおもしろかったです(笑)
長崎街道を歩き、日本に初めてピアノをもたらしたというシーボルトが日本のわらべ唄をピアノ曲に書きおこした『カッポレ』もRiraiza風にアレンジ!

Riraizaの皆さん、どうもありがとうございました!
またコラボできる日を楽しみにしています!

【ビブリオバトル編へつづく】

文/市川紀子

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